音楽基礎

2024.1.30 / 2024.1.31

ピアノのブラインドタッチが出来る方がいい理由

この記事の監修

宮内 茶絵実

Private Music School comodo 主宰

丹羽 千夏

日本大学芸術学部卒業

ピアノにおけるブラインドタッチとは、手元をずっと見ずに弾くことをさします。
なぜブラインドタッチができた方が良いのでしょうか?

初見演奏ができるようになる

初見演奏とは、初めて楽譜を見てその場で弾く事をさします。
つまり「譜読みしながら弾く」ことですね。

これができると新しい曲にどんどんチャレンジしやすくなります!

ブラインドタッチができない場合、演奏時に鍵盤をいちいち見る必要があり、楽譜を見ながら弾くことができません。

また演奏にはリズムがあり、音楽はずっと流れていくものですので、鍵盤を見ている間にどこまで弾いたかわからなくなってしまう・・なんてことも考えられるのです。

そのため初見演奏にはブラインドタッチが必須ということですね!

覚えた曲しか弾けず、間違いに気づけない

演奏時に完璧に楽譜が頭に入っており、間違いがないのなら良いのですが、実際はなかなかそうもいきません。

仮に楽譜を間違えて覚えてきてしまった場合、間違いを気付かないで、覚えたまま弾いてしまうことになってしまいます。

ただ絶対に手を見てはいけないわけではなく、楽譜へ向ける視線は8~9割は必要かなと考えています。

上記のことも踏まえた上で、comodoのレッスンでは「手を見ないで、目は楽譜」ということを伝えながら指導させていただいております。

次回は手を見ないで弾けるようになるために当教室でおこなっている指導についてお伝えします。

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