音楽基礎

2023.7.1 / 2023.7.30

ピアノを弾くときの正しい椅子の座り方は?

この記事の監修

宮内 茶絵実

Private Music School comodo 主宰

丹羽 千夏

日本大学芸術学部卒業

なぜ座り方が大切なのか

ピアノはバイオリンの様に子ども用は無く、子どもから体の大きな大人まで同じサイズで演奏するため、体に負担のかからない状態で弾けるように工夫をしなければ姿勢が悪くなったり、思う様に上達しなくなってしまいます。

理想的な座り方とは

まずピアノのまんなかに座ります。
手首からひじが、床と平行になるように椅子の高さをあわせます。
足は必ずゆかにつけます。(届かない場合は足台で調節します)
ピアノと体の距離としては、両手をグーにして伸ばしたときにピアノのフタに届く距離が理想です。

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正しいフォームで練習するということ

人にはそれぞれ座り方に癖があります。椅子、足台の高さ、ピアノとの距離を考えて用意しても、導入では深く腰掛けたり、ピアノに近づきすぎたり、つま先を立てたり脚を組んだり、、なかなかそれを保つことは難しいようです。その都度、声かけをして直しますが、それが身につくまでは意外と時間がかかります。

私が導入で座り方に注視するのは本来の弾きやすさ、疲れない姿勢を保ち、スムーズな上達へ導くためです。ピアノに限らず、楽器演奏には正しいフォームがとても大切なことなのです。

毎日の練習でこそ座り方に注意してほしい

ピアノレッスンで上達するには家庭(毎日とは言いませんが)での練習がかかせません。レッスンでは11で講師が横にいますので帰る頃には良くなって終わります。でも次の週には戻ってしまっていることが多いのです。楽器演奏の椅子の座り方は毎日の食事や机に向かって勉強したり絵を描いている時のそれとは異なります。さぁ練習しようという時、まず座り方は大丈夫かなと一度確認できたらいいなと思います。

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